タングレスインサート Q&A
【製品導入時】
下穴の準備はどうすればいいですか?
従来金属インサートをご使用の方
従来通りのインサートタップを使用することができます。
初めて金属インサートをご使用になる方
1. ドリルで穴を開ける
下記ドリル径で母材に下穴をあけてください。
              (単位mm)
下穴径 適用
ドリル径
サイズ 最大 最小
M2.5 2.65 2.60 2.6
M3 3.20 3.12 3.1
M4 4.30 4.17 4.2
M5 5.33 5.16 5.2
M6 6.42 6.25 6.3
M8 8.52 8.31 8.4
M10 10.62 10.37 10.5

2. 面取りを行う
過大な面取りは挿入ミスを起こします。緬取りを行ってください。
                  (単位mm)
サイズ 面取り量
M2.5 0.15
M3 0.15
M4 0.20
M5 0.25
M6 0.35
M8 0.35
M10 0.50
(ドリル120度)

3. ゲージ検査を行う
タップゲージを使ってタップの精度をみます。精度が悪いとインサート挿入の不具合に結びつくので必ず行ってください。

どのようなサイズがありますか?
挿入工具・抜き取り工具ともにM2.5〜M12までをご用意しています。フリータイプのみラインナップしています。インサートの長さ方向は1D・1.5D・2Dをご用意しています。M3の1D・2Dを共に使用されたい場合は工具1本で対応できます。マンドルの先端の長さをハウジングとロックナットの位置を移動させることによって変更することができます。
インサートの長さ方向はどのように選定すればよいですか?
ねじの締め付けトルクと母材の強度に応じて選択してください。通常、ねじの適正な締め付けトルクは使用するボルトの強さによって選ばれます。
インサートを取り出したい時はどうすればいいですか?
タングレスインサートには専用の抜き取り工具があります。専用の工具を使用していただければ母材を傷めずにインサートを抜き取ることができます。必要に応じてご購入ください。
挿入工具と抜き取り工具はどのように見分ければいいですか?
先端の爪がグレーのものが挿入工具、赤色のもので端にインサートリリース用の出張りがあるのが抜き取り工具になっています。爪の交換を行う場合も同じように見分けてください。

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